KIRARA REPORT きらら通信

2023.5月号vol.97 フッ素の活用で歯を守り続ける

きらら通信

むし歯は、自然に治癒することはありませんが、初期の段階であれば治療の負担を最小限に抑えることができます。また、治療した歯は再びむし歯になってしまうリスクが上がることから、特にむし歯予防への取り組みが大切になります。

むし歯を予防するためには、定期的な歯科メンテナンスのほかに、毎日の正しい歯磨きと、歯と歯の間を衛生的に保つためのフロスや歯間ブラシを使ったセルフケアが大切です。

むし歯予防に最も効果があることがわかっている「フッ素」には、歯を再石灰化することで歯を正常な状態に戻す作用や、抗菌作用のほかに、歯の表面のエナメル質を強化する働きもあります。

毎日の歯磨きでは、フッ素が含まれている歯磨きペーストを活用することで、むし歯予防の効果を期待することができます。

当院の定期メンテナンスでは、お口のクリーニング後に歯磨きペーストよりもフッ素濃度の高いフッ素を歯に塗布することで、むし歯予防に取り組んでいます。