2024.10月号vol.114 国際外傷歯科学会世界大会 in 東京
きらら通信
少し前になりますが、7月12日(金)~15日(月)の4日間に渡り、東京で国際外傷歯科学会世界大会が開催され、私(院長山本)は、13日14日の2日間参加しました。
歯科における外傷とは、むし歯などで歯に問題が起こる病気ではなく、衝突や転倒などにより歯が折れたり欠けてしまうことを言います。
外傷歯科学会では、外傷を受けた歯の治療技術や知識について学ぶことができます。
今回の世界大会では、日本だけでなく世界各国で活躍されている歯科医師からの症例発表や講演もあり、3Dプリンターを使った先端治療技術や、一度抜いた歯を処置した後に再び戻すという再植治療など高度な歯科治療についても学ぶことができました。
日々の診療の中で、外傷の歯科治療は比較的少なく、そのため外傷歯科治療を深く学ぶ機会も多くありません。
今回の学会では、多くの症例をもとに治療技術と知識を得ることができ、外傷を起こした歯をどのように治療し守っていくかを学ぶことができた有意義な学会となりました。
次の、世界大会はポーランドで開催となるので、スケジュールなどが合えば参加を検討したいと思います。