KIRARA REPORT きらら通信

2024.7月号vol.111 歯を失ってしまったときの治療

きらら通信

人の歯は何本あるかご存知でしょうか?

通常、人の歯は「親知らず」を入れると32本あり、親知らずを全て抜いている方は28本になります。

一本一本の歯には、それぞれ大切な役割があり、全ての歯があることでバランスを保ち、噛んだり飲み込むお口の機能を維持しています。

もしも、一本でも歯を失った場合には、「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の3つの治療法から選択することになります。

ブリッジは、取り外しができない固定式で、違和感も少なく、噛む力も維持しやすい治療ですが、ダミーの歯を支えるため前後にある健康な歯を大きく削る治療になります。

入れ歯は、歯を削らずに出来ることや、将来ほかの治療に移行しやすい治療ですが、固定するバネ(金具)が見えてしまったり、強く噛むことに向いていません。

インプラントは、本来の歯に近い感覚を得ることができますが、手術や適応を判断するためには精密な診断が必要になり、治療費も比較的高額になります。

歯を失う原因には、むし歯や歯周病のほか、噛み合わせなど様々な要因があるため、歯を守ためには毎日の歯磨きと定期的な歯科メンテナンスが欠かせません。

歯を失ってしまった場合には、なぜ歯を失ったかの原因を解明すると共に、一人ひとりの患者様のライフスタイルや価値観に最適な治療法をご案内するための精密な診断を行います。