2022.10月号vol.90
きらら通信
口呼吸の改善で健康に
近年は、鼻ではなく、口で呼吸するお子様が増えている傾向があります。
口で呼吸することが多くなると、空気中の菌が体内に入りやすくなるほか、口の中が乾燥することでむし歯になりやすくなってしまったり、無呼吸症候群や睡眠障害を引き起こすこともあります。
また、口がいつも開いている子どもは、唇の筋肉が発達不良になることで、唇が閉じにくくなることや、姿勢に問題が出ることがあります。
その他にも、よく噛まずに食べることで、口元の筋力の低下や顎の成長への影響、消化不良の原因にも繋がる場合があります。
このように、顎の発育不良が原因となって起きる症状は、『不正咬合(ふせいこうごう)』が大きな要因になっている場合があります。
矯正治療は、きれいな歯並びだけでなく、正しい発育と健康的な成長につながる治療になります。