KIRARA REPORT きらら通信

7月19日（水）は、午後の診療を休診をさせていただき、半期に1度の山本歯科クリニック恒例の大ミーティングを行いました。

大ミーティングは、山本歯科クリニックの理念や目指す診療、最善の歯科医療に取り組むためのチーム医療を共有することを目的に行なっています。

今回の大ミーティングでは、「気道をみる歯科医療」について、私（院長山本）から、スタッフに講義を行いました。

近年の歯科医療では、気道が全身に与える影響が注目されており、歯科医療と全身健康の関係がさらに深くなっていると言えます。

気道の問題は、舌の形体や安静時の位置に関係しており、舌に問題があると、口腔内の筋機能に障害が起こることで気道が狭くなることがあります。舌に問題があると、歯並びも悪くなったり、乳児では母乳が飲みにくくなることもあります。

舌に問題があり、気道が狭くなっている場合には睡眠時無呼吸症候群の誘発が起こることもあります。舌ってものすごく大切なんですよ。

当院では、全身の健康に寄与する歯科医療という理念を掲げていることから、気道と歯科医療の関わりについて、スタッフと情報を共有し、今後の取り組みなどについて話し合いを行いました。

今回の大ミーティングでは、その他にも、6月に実施した函館の歯科医院見学について、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手それぞれの視点から気づいたポイントを発表し、当院の診療でも活かせることや、見直す点などについてディスカッションしました。