KIRARA REPORT きらら通信

2024.4月号vol.108 脳のピークは45~55歳

きらら通信

人の脳が活動ピークを迎えるのは、何歳くらいだと思いますか?

1万人の脳を診断した脳内科医である加藤俊徳医学博士の著書「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」では、年齢に合わせた脳の使い方が大切と伝えられています。

10代20代の頃の方が、忘れることが少なかった、物覚えが良かったという話も聞きますが、脳のピークは45~55歳のようです。

ただ単純に物事を記憶することや丸暗記においては、子供や若い方の方が得意と言えますが、これは、年代によって脳の活発な部分に違いがあるためと言われています。

年齢を重ねていくことで、脳のネットワークが発達し、記憶力・判断力・決断力など、総合的な能力が発揮されやすくなります。

また、大人は暗記が苦手になるという印象もありますが、これは、若い頃の丸暗記という覚え方をしようとされていることが原因で、年齢に合わせた覚え方によって記憶することができます。

子供は、意味も分からず言葉だけを覚えて、その後意味を知るということもありますが、大人は、頭で考え理解し、それを記憶に刻んでいく脳の仕組みになります。

年齢に関係なく、いつまでも元気で活発な脳にしていきたいと思います。