KIRARA REPORT きらら通信

2024.5月号vol.109 歯石を除去するSRP実習セミナー 

きらら通信

3月30日(土)31日(日)は、当院の歯科衛生士の成田が札幌で開催された「SRPベーシック2日間コースセミナー」に参加しました。

セミナー講師の長谷先生は、歯科衛生士の知識・技術の向上を目的とした活動をされており日本全国で活躍されています。

今回のセミナーでは、歯の磨き残しなどが原因となって発生する「細菌の塊(プラーク)」が、そのまま放置されることで、だ液に含まれるリン酸カルシウムと反応してできる歯石を取り除くSRPの技術について学びました。

歯石は、歯と歯ぐきの隙間にできることが多く、硬い石のような状態(石灰化)で、表面はザラザラでデコボコしており、プラークにとって絶好の環境となるため、歯石を放置することで口腔環境は悪化しやすくなり、歯周病などのリスクも上がってしまいます。

歯の棍面に強く付着した歯石を除去するためには、専用の器具を使用し、歯や歯ぐきをできるだけ傷つけずに行うことが重要であり、高いスキルも必要になります。