
2025.7月号vol.123 これからの季節は熱中症にご注意
きらら通信
7月になり、本格的な夏が近づいてきました。
近年の夏は、北海道といえど35℃を超える日も多くなるだけでなく、私が子どもの頃に比べると湿度も高く、体に堪える季節となりました。
夏に気をつけたいのが熱中症ですが、皆さんはどのような対策をしているでしょうか?
熱中症は、気温が高く暑い環境下で体が適応できず、体温調節が困難になったり、大量の汗をかくことで体内の水分やミネラルのバランスが崩れ、めまいや立ちくらみ、失神などが引き起こされます。
特に梅雨明けなどは、湿度も高く暑さのピークにもなるので、熱中症の発生リスクが高まり、急激な温度変化によって、真夏より低い気温でも熱中症が発生してしまうことがあります。
熱中症対策では、水分補給が一般的ですが、汗をかくと水分だけでなくミネラルの一つであるナトリウム(電解質)も同時に失われることから、ナトリウムが含まれていない水だけの補給では、吸収に時間がかかり効果的な対策にはならないため注意が必要です。