
2025.7月号vol.123 熱中症対策として効果の高い経口補水液
きらら通信
熱中症予防や対策として一般的なスポーツドリンクは、運動中の水分とエネルギー補給を目的としているため、熱中症の症状が確認された場合にはやや不向きとなります。
熱中症は、体内の水分のほかに、細胞内に水分を行き渡らせる役割を持つナトリウム(電解質)が減少することも要因となるため、
水分と糖分が主成分であるスポーツドリンクは電解質濃度が低いため、熱中症の対策として効果が弱くなってしまいます。
OS-1などの経口補水液は、水分とナトリウム(電解質)を素早く補給できるように、脱水した体に必要な水と塩分に加え糖分をバランスよく含んでいるため、電解質濃度も高く静脈点滴と同じくらいの速さで最も速く吸収されます。
普段の生活や運動での水分補給では、スポーツドリンクで十分ですが、下痢や嘔吐、激しい発汗、脱水による熱中症の初期段階では経口補水液が適しています。
暑さからついついスポーツドリンクや炭酸飲料などを飲む機会が多くなる季節ですが、糖分が多い飲み物はむし歯のリスクを上げてしまうので注意が必要です。