KIRARA REPORT きらら通信

2024.2月号vol.106 導入しました口腔内スキャナー

きらら通信

先日、当院で導入した「セレック プライムスキャン口腔内スキャナー」は、お口の中を専用口腔内スキャナーで撮影し、そのデータをもとに「セラミック素材の被せ物や詰め物」などを作製するシステムです。

口腔内スキャナーの最大のメリットは、患者様に不快感を与えることなく、精密な被せ物・詰め物を製作できることです。

これまでは、むし歯などの治療で歯を削った場合、削った歯の型取りをするために、患者様のお口に粘土のような感触の材料をはめ込み型取りをしていました。

しかし、型取りの材料や模型製作の石膏には、膨張や収縮といった変化があるため、被せ物や詰め物には誤差が生まれました。

口腔内スキャナーには、型取りや模型作りの工程はなく、削った歯を直接スキャンし、その後はスキャンデータをもとに作製するため、より精密な被せ物・詰め物につなげることができます。

また、CT画像との連携によりインプラント治療のシミュレーションも可能になることから、より安全なインプラント治療もご提供することができます。

安全で精密な歯科治療によって、皆様の健康をお守りします。