KIRARA REPORT きらら通信

2025.2月号vol.118 医療ホワイトニングと非医療ホワイトニング

きらら通信

近年、年齢や性別に関わらず興味を持つ方が増えているホワイトニングですが、需要の伸びと同時にホワイトニング効果で問題も多くなっているようです。

ホワイトニングで満足できる効果を得られない要因には、ホワイトニングを歯科医院ではなく、エステサロンやホワイトニングサロンで受けていることがあげられます。

歯科医院でのホワイトニングは、医療ホワイトニングで専用の薬剤に過酸化水素が含まれているため、歯にしっかり浸透し色素を化学反応によって分解するため、歯を内部から白くし効果の持続期間も長くなります。

また、歯科医師や歯科衛生士の管理のもと施術するため、ホワイトニング後のケアや万が一のトラブルにも対応することができます。

一方、歯科医院以外でのホワイトニングは、セルフホワイトニングと呼ばれており、過酸化水素が含まれている薬剤は使用できないため、歯の表面に付着した着色を除去するだけの効果となってしまいます。

そのため、効果をあまり実感できなかったり、持続期間が短い、色ムラが出やすいなどのデメリットがあります。

歯も大切な体の一部です。

最近ではあるスポーツジムでもやられています。医師資格のない人に美容手術をしてもらうのが怖いように、歯科医師や歯科衛生士だけに認められている口腔検査などの資格や知識がない人が、ホワイトニングを施術することに高いリスクを感じます。