2025.8月号vol.124 歯周病セミナーに参加
きらら通信
4月29日(火)は、私(院長 山本)と当院の歯科衛生士2名で歯周病治療セミナーに参加しました。
セミナー講師を務められた天野先生は、大阪大学の名誉教授であり歯周病治療に関わる多くの執筆やセミナーで歯科医療の発展に取り組まれています。
今回のセミナーでは、最先端の歯周病の治療や予防についてや、歯周病の原因となる細菌をどのようにコントロールしていくかなど深い知見を学ぶことができました。
歯周病治療で最も重要なのは、歯周病菌のコントロールです。
自覚症状がなくても、歯周病菌は口腔内に存在しており、体とのバランスが崩れると症状が現れたり、無症状のまま進行したりします。
そのため、歯周病治療の基本となるのは、毎日のプラークコントロールや食事など生活習慣の見直しも大切になります。
また、歯科医院で口腔内の細菌や歯石などを取り除く処置により、歯周病菌の増殖や活性化を防ぐことができます。
治療が完了しても、歯周病菌は再び増えてくるため、継続して正しい歯磨きをしていくと共に、定期的に歯科メンテナンスを受診し口腔内を衛生的に保ことが大切です。